2013年9月13日金曜日

相模川流域 水源地見学 Part4

続いてPart4です。

猿橋の後は桂川清流センター付近にある金畑橋へ行きました。
橋から見える光景がこちら。


両岸の岩の形を見ると、川の流れによって削られてきたということがよくわかります。
これだけ規模が大きいのだから、かかった歳月も相当なものだと思います。

水源地見学も終盤となり、ついに神奈川県に突入です。
こちらが相模ダム。


富栄養化によってアオコが発生しています。
上流からずっときれいな水を見てきたので、ここにきて初めて水質の問題を目の当たりにしました。


ここで用いられている工夫は、上の写真右側に映る円形の泡です。
空気を送り込むことで泡を浮かせ、水を循環させています。
十分な光がないと繁殖できないというアオコの特徴を利用して、水の循環によって表面にいるアオコを深い所へ沈めて繁殖を防いでいます。

そして最後に行った見学地は津久井湖でした。




水源地ツアーはここまでです。

今回の見学を通して、水質の問題はもちろんですが、県や市区町村をこえた水源管理の協力ということが気になりました。春学期は水源林にフォーカスしていたので、秋学期のエコゼミでは今回気になった点を含め春学期とは違う視点からも掘り下げていきたいです。

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